えり善眞木

単衣、夏の長襦袢

DSC_1984

「単衣のときの小物や下着は

何を身に着ければいいのかしら?」

 

よくいただく質問です。

 

地方や気候によっても

考え方は様々なのと

涼しいイメージの北海道も

近年は温暖化が進んだせいか

本州並みに暑い日もあるので

はっきりと「こうです!」と断言できない部分も

あります。

ただ、一般的なルールのようなものは

もちろんございますので、

それをふまえた上で季節に合わせた着こなしを

するのが望ましく、かつおしゃれなように

思います。

今回は一例として長襦袢を用意いたしました。

 

タイトル部分にある3枚の長襦袢

紋紗(たまご色)、絽(空色)、縦絽(トキ色)、

涼しく感じる順番です。

他に一番涼しい生地に麻がございます。

そのため、7月8月の盛夏には

麻や紋紗(職人さんがいないため品薄)

の長襦袢が望ましいです

但し、留袖や振袖などの第一礼装の場合は

絽の長襦袢を着用します。

また、単衣や夏物に限ったことでは

ございませんが

合わせる色のイメージとして

普段着<礼装=濃い色<淡い色<白

な感じが一般的なきまりです。

 

また、

5月から6月の始め、9月におすすめなのが

楊柳です(下の写真)

 

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夏の長襦袢と袷襦袢で済ませる方もいらっしゃいますが

一枚用意しておくととても重宝します。

これから迎える単衣にむけて

お仕立してみませんか?

 

 

 

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