絹駒絣と洛風林

夏の着物の素材は

本当に色々なものがあり、

知れば知るほど奥深く

いつも日本の伝統工芸を誇りに思います。

写真は絹駒絣の夏紬と洛風林の夏袋帯。

絹駒絣は、小千谷ちぢみ絣の伝統技法で

絹駒糸一本一本にすり込み絣を施し

横糸だけで絵柄模様をあらわした

薄手生地の緯総絣です。

とても扱い難い絹駒糸で絣絵柄を作るには

大変長い製作期間を要するとのことで

それぞれの表情が自然に異なり

同じ出来上がりのものが二つと無い一品物なんだそうです。

とても素敵ですね。